妊娠中にお墓参りをする予定があるけれど、服装やマナー、安全面が気になる…という妊婦さんも多いのではないでしょうか。
特に妊婦さんは足元の安全や体温調節など、気をつけたいポイントがいくつもあります。

昔は「妊婦はお墓参りに行ってはいけない」という話がありました。これは忌み事を避けるという風習や、衛生面から母体とお腹の赤ちゃんを守るための配慮からきたものです。
しかし現代では埋葬の形や衛生環境も変わり、妊婦さんがお墓参りをしても問題ありません。
とはいえ、普段あまり行く機会のないお墓参りでは「どんな服装がいいの?」「NGな装いはある?」と迷うことも。
そこで今回は、妊婦さんのお墓参りの服装とマナーを、日常のお参り・法要別にわかりやすく解説します。
妊婦さんの日常のお墓参りの服装とマナー
日常的なお墓参りでは特別な服装の決まりはありません。
ただし、お墓参りにはご遺族や他の参拝者もいるため、派手すぎない落ち着いた服装を心がけることが大切です。
日常のお墓参りで避けたい服装
- 肌の露出が多い服(ノースリーブ、ミニスカート、ショートパンツなど)
- 毛皮・革製品など殺生を連想させる素材
- 原色や迷彩柄など派手で目立つ色柄
おすすめは黒・白・グレー・茶などの落ち着いた色合い。
お腹周りがゆったりしたワンピースやマタニティパンツがおすすめです。
暑い時期は通気性を重視し、肌の露出は日傘やカーディガンでカバーしましょう。
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お腹周りがゆったりしているので動きやすく、色味も落ち着いているのでお墓参りにも安心して着られます。お墓参り以外の外出にも重宝ですよ。
妊婦さんの法要・法事でのお墓参りの服装
墓前で法要を執り行う場合や、法要後に参列者でお墓参りに行く場合、特に一周忌や三回忌などの法要では、礼服(フォーマル)を着用するのがマナーです。
妊婦さん用のフォーマルも最近ではネットで手頃なお値段で購入できます。
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礼服は、装身具などに変化をつければ、冠婚葬祭いずれにも着用できます。
二人目がお腹にいるときに、上のお子さんの入園式や卒園式、或いは入学式などが重なることは結構多いもの。
一枚マタニティ用があるのはとても便利です。
足元に注意!安全な靴選び
お墓や霊園は砂利や土の地面が多く、雨上がりは滑りやすくなります。
お腹が大きいと足元が見づらく、つまずきの原因にもなります。
ヒールは避け、フラットシューズや履き慣れたスニーカーがおすすめ。
フォーマル時も、ローヒールやパンプスインソールで安定感を確保しましょう。
季節別の服装ポイント
- 春・秋:温度差に備えカーディガンやストールを持参
- 夏:通気性の良いマタニティワンピ+UVカットカーディガン
- 冬:軽くて暖かいマタニティコート+裏起毛レギンス
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マタニティコートは産後はママコートとして着まわせます。赤ちゃん抱っこに考慮したものを一枚持っておくと重宝します。
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冷え対策を忘れずに
妊婦さんは冷えが大敵。冬はタイツや重ね履き靴下で防寒し、夏は冷房対策としてストールや羽織りを持ち歩きましょう。
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持ち物チェックリスト
お墓参り当日、最終的にチェックしたいものはこちら!
- 飲み物(水筒やペットボトル)
- 日傘や帽子(夏)
- ストール・カーディガン(冷え対策)
- タオル・ハンカチ
- 履き慣れた靴
季節に合わせて、熱中症や身体を冷やさない対策をされますように。
まとめ|妊婦さんは安全第一でお墓参りを
お墓参りの服装は厳密なルールはありませんが、落ち着いた色合いと動きやすさ、安全性を重視することが大切です。
体調や天候に合わせて服装や持ち物を選び、無理のない範囲でご先祖様に感謝の気持ちを伝えましょう。
なお、妊娠中は最優先すべきは体調です。
家を出たときは元気でも、急に気分が悪くなったり、いつも以上に疲れを感じたりすることがあります。そんなときは、できるだけ座って休憩をとりましょう。
また、猛暑の真夏や雪が降る真冬は無理せず、春や秋などお参りしやすい季節に改めるのもおすすめです。
何よりも安全第一でお出かけください。
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