海外旅行保険は必要?入るとしたらどこがおすすめ?

「1週間ハワイに行くんだけど、保険は入っていったほうがいいの?」
「クレジットカードに付帯されてる保険だけで大丈夫かしら」

などなど、筆者もよく質問されます。
結論から言えば、入ったほうがいいです。

目次

海外旅行保険の種類

 海外旅行保険には、クレジットカードに付帯された保険と、保険会社の海外旅行保険の2種類があります。

クレジットカード付帯保険

 クレジットカードをお持ちなら、そのカードに付帯された保険が必ずあります。

ゴールドやプラチナカードを契約されている場合は、補償の金額もそれなりに大きいはずです。

 ただ、クレジットカードの海外旅行保険は「自動付帯」「利用付帯」があって、利用付帯の場合は、旅行関係の代金をそのクレジットカードで払わないと補償されない、など使い勝手が悪いこともあります。これは要確認事項といえます。また、死亡保障はそれなりに高額でも、一番大事な治療費用・救援者費用補償が少なく設定されている場合が多いので、そうなってくるとクレジットカードの付帯保険だけでは心もとなくなってきます。

保険会社の海外旅行保険

 基本的に、クレジットカード付帯の海外旅行保険よりも、保険会社の海外旅行保険の方が補償内容は手厚くなっています。補償プランには、死亡、治療、賠償責任、携行品損害など基本的な補償がセットになったものもあり、

旅行会社のツアーに参加する場合など、セットプランをお勧めされることが多いと思います。

 クレジットカードを持たない人にとってはありがたいですよね。そういう人はそれに加入すれば安心です。

 でも、すでにクレジットカードの付帯保険に入ってる人は?

 実は、カードによっては、付帯保険の補償額が小さかったり、設定されていない補償があったりします。

そこを補填するために、この保険会社の海外旅行保険を利用するといいのですね。

 筆者は、いつもクレジットカードの付帯保険をベースにして、保険会社の補償内容や補償額を自分で組み合わせできるフリープランを選択して補填しています。
 携行品損害に対する補償などは、クレジットカードの付帯保険で付いていますし、ロストバゲージや飛行機遅延については、航空会社が振替便への変更や払い戻しで対応してくれます。3か月も行くような長期滞在ならともかく、特に持病もなく、1~2週間程度の短い旅行なら、必要と思える最低限の補償だけで十分だと思っています。

 

では、必要と思える最低限の補償とはいったい何か、ということですが、

必要最低限の不可欠な補償とは?

①旅先でのケガや病気の補償
②旅先でのアクシデントによる賠償補償
③携行品の紛失や交通機関のトラブルによる補償

 この3つの補償をおさえておけば大丈夫です。どういう補償内容なのかを一つずつ見ていきましょう。

①旅先でのケガや病気の補償

①海外でケガや病気をした場合の補償内容
 治療費用補償:入院や手術をした場合の治療費を補償
 救援者費用補償:遺体や病人の移送、搬送にかかる費用を補償

 疾病/傷害死亡補償:病気やケガを原因に亡くなった時に保険金が支払われる補償
 傷害後遺障害補償:ケガや病気によって後遺障害が残った場合に保険金が支払われる補償

 まず、治療費用・救援者費用は不可欠です。
 海外で病気や怪我をすると、健康保険のある日本では考えられないくらい高額の医療費がかかります。

また、地方の辺鄙な場所で倒れた場合には、移送費などもプラスされ、かなり高額になります。救援者費用補償があればその費用が補償されますし、ご家族を呼び寄せるような重篤な事態に陥った場合は、家族・親族の渡航費も補償されます。

 これは我が家の体験ですが、娘夫婦がフランスに旅行したとき、なんと娘のほうが旅行直前に水疱瘡に感染して、パリで発熱したのです。水疱瘡はフランスでは伝染病として扱われます。即刻、完全隔離状態の個室で、1週間入院となりました。個室入院は、日本では1日3万円~10万円フランスでは、1日12万6,000円です。アメリカだったら1日2500ドル以上するので、150円×2500で375,000ですよ!!!

 出発直前に海外旅行保険に入るか入らないかで迷ったけれど、とりあえず入っていったおかげで、あちらでの入院治療費はもちろんのこと、一緒に行った旦那さんの滞在延長費用、帰国便の手配、成田から自宅までのタクシー料金まですべて補償されました立て替え払いもなしです。保険に入っていかなかったら、自己負担額でどれくらいかかっていたかと思うとゾッとします。

 死亡保障と障害・疾病後遺障害補償については、クレジットカードの付帯保険でもそれなりに高額な補償がついていますが、治療費用・救援者費用補償はさほど多くないので、筆者は旅行保険で補填するつもりで掛けています。万が一の時、家族に金銭的迷惑をかけたくないですよね。

②旅先でのアクシデントによる賠償保障

 旅行先で他人にケガを負わせてしまったり、公共施設やホテルの備品、レンタル旅行用品に何らかの損害を与えてしまった場合に発生する賠償金を補填してもらえます。

 場合によっては賠償金額が数千万円に及ぶこともあるので、海外旅行に行く際には、しっかりとした補償を用意しておくことが重要です。筆者の使っているJALのCLUB-Aカードは賠償責任の金額は2000万円付いていますが、安心料のつもりで保険会社の賠償保障保険をプラスして掛けていきます。1億円あれば安心です。起きるかどうかもわからない災難のためにもったいない、と思うかもしれませんが、実際に起きてからでは遅いのです。基本、「旅行保険は掛け捨て」の精神で行きましょう。

③携行品の紛失や交通機関のトラブルによる補償

③携行品の紛失や交通機関のトラブルによる補償
 携行品損害補償:
  旅行中に携行品(カメラ、バッグ、衣類など)が偶発的な事故(盗難・火災など)により損害を受けた時の補償

 航空機寄託手荷物遅延等費用補償:
  飛行場で預けた荷物が遅れたことにより発生した予定外の費用を補填する補償
 航空機遅延費用補償:
  飛行機の遅延や欠航により予定外の宿泊費や飲食代が発生した場合の補償

 自分自身の持ち物が紛失や盗難、損傷した場合の補償(携行品損害に対する補償)は、筆者は、海外には高価な携行品をもっていかない主義なので、クレジットカードの補償以外にあえて掛けたりしていません。しかし、カメラや腕時計、高級ブランド品など高価な携行品を海外旅行に持参する際には、携行品損害の補償が十分にあるプランを選んだほうが良いですね。特にヨーロッパでは、スリも多いですし、置き引きにあう確率も高いです。筆者はイタリアの地下鉄でスリ被害にあいましたが、カード会社が対応してくれて、付帯保険がありがたかった記憶があります。

 そうそう、携行品ですが、一般的には日常的に使用する個人用の生活動産(カメラ、バッグ、衣類、腕時計など)のことを指し、スマートフォンやノートパソコン・メガネ・サングラス・コンタクトレンズなどは携行品に含まれません。

 保険会社によって携行品の定義が異なるため、海外旅行保険に加入する際は「何が補償対象に含まれるのか」を確認しておきましょう。

日本の健康保険の「海外療養費制度」について

 海外では日本の健康保険が使えないので全額自己負担で医療費を支払わなければなりません。

日本の健康保険における「海外療養費制度」を使えば、支払った医療費の7割が返ってきますが、同じ治療を日本で行った場合の医療費に換算された上での7割なので、想定よりも金額が少ないことも考えられます。

 また、医療費が返ってくるとはいえ、一旦は自分自身で立て替える必要があるので、健康保険だけで安心とはいえません。旅先でのトラブルはないに越したことはありませんが、海外旅行保険に加入していると、契約時に定めた保険金額を上限に、旅行先で自己負担する必要が生じた医療費と同額の保険金が支払われるので、安心して海外旅行を楽しめます。

おすすめの海外旅行保険は?

 筆者はだいたい損保ジャパンを利用して、必要なものだけ入っていきます。その理由は、何かあった際に海外からも連絡できる海外ホットラインがあり、24時間365日受付で通話料無料ですし、大手ならではの安心感もあるからです。

 補償については皆さんそれぞれ条件があると思います。留学や長期旅行を計画している方、持病をお持ちの方、どういう補償を一番厚くしたいかは、千差万別。価格.comのようなサイトで条件を入れ、一括検索をかけて比較検討してみることをお勧めします。

 また、スマホをデータだけのSIMカードにしている方は、通話出来ないと、現地で体調を崩した際に保険会社に連絡が出来ないので、LINE電話やLINEで24時間対応してくれる保険会社を選ぶ必要があります。

旅行保険のまとめ

 この記事では、筆者の経験をもとに海外旅行保険の選び方についてお伝えしてきました。

海外旅行保険には、クレジットカードに付帯された保険と、保険会社の海外旅行保険の2種類があります。

 クレジットカードをお持ちの方は、そのカードに付帯されている保険の補償額を見て不足を感じるものだけ、保険会社の海外旅行保険に入るとよいでしょう。

 海外旅行に不可欠な補償は

①旅先でのケガや病気の補償
②旅先でのアクシデントによる賠償補償
③携行品の紛失や交通機関のトラブルによる補償

の3つです。

①海外でケガや病気をした場合の補償内容
 治療費用補償:入院や手術をした場合の治療費を補償
 救援者費用補償:遺体や病人の移送、搬送にかかる費用を補償

 疾病/傷害死亡補償:病気やケガを原因に亡くなった時に保険金が支払われる補償
 傷害後遺障害補償:ケガや病気によって後遺障害が残った場合に保険金が支払われる補償

 海外で病気や怪我をすると、健康保険のある日本では考えられないくらい高額の料金がかかります。療費用・救援者費用の補償は特にしっかりと手厚くしましょう。

 他人にケガを負わせてしまったり、公共施設やホテルの備品、レンタル旅行用品に何らかの損害を与えてしまった場合に発生する賠償金もバカにはできません。②旅先でのアクシデントによる賠償補償も、1億円くらい保証してくれるものを選ぶべきです。

 カメラや腕時計、高級ブランド品など高価な携行品を海外旅行に持参する場合には、③の携行品損害の補償が十分にあるプランを選ぶとよいですね。

 日本の健康保険における「海外療養費制度」は、支払った医療費の7割が返ってきますが、同じ治療を日本で行った場合の医療費に換算された上での7割しか戻りません。また、医療費が返ってくるとはいえ、一旦は自分自身で立て替える必要があるので、健康保険だけで安心とはいえません。

 どこの保険会社を選ぶかですが、大手はやはり安心感があります。何かあった際に海外からも連絡できる海外ホットラインがあるか、24時間365日受付で通話料は無料か、LINEでの対応は可能か、などがチェックポイントです。

 補償については皆さんそれぞれ条件のもと、どういう補償を一番厚くすべきか考えたうえで、価格.comのようなサイトで条件を入れ、一括検索をかけて比較検討してみることをお勧めします。

 ちなみにこんな本もあります。


 少し前のものですが、最適な保険の選び方や、見落としがちなポイントをわかりやすく解説した一冊です。どういう種類があって、どのくらい保証されるのか、いざというときどのように連絡したらいいのか、最低限の知識があるに越したことはありません。あなたの旅を守る一冊をぜひ手に取ってみてください

 備えあれば憂いなし! どうぞ充実した楽しい旅になりますように。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

★海外旅行が好きな主婦ブロガー
・バックパッカースタイルから暮らすように旅する滞在まで。
・海外十五か国の渡航体験。
・好きな渡航先はヨーロッパ。
・好きが高じて5年前に軽井沢に移住、ときどき東京。

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