世界一周旅行って聞くと、世界中をぐるっと巡る長い旅を想像しますよね。でも、世界一周航空券を使った旅はちょっと違います。東回りか西回りで、太平洋と大西洋を1回ずつ渡って出発地に戻る——つまり、地球を一周するってルールなんです。
この航空券、1つの航空会社じゃなくて、アライアンスっていうグループが販売してます。
そんなアライアンスの仕組みや、主要なグループをゆるっと見ていきましょう。
アライアンスって何?
『アライアンス』って、英語で『提携』とか『同盟』の意味。航空業界だと、いろんな航空会社が集まって作ったグループのこと。協力し合って、旅を便利でお得にしてくれるんです。
具体的に言うと、世界各地の航空会社が手を組んで、コードシェア便を飛ばしたり、乗り継ぎをスムーズにしたり、マイルを共有したり。1989年にKLMオランダ航空とノースウェスト航空が提携したのが始まりで、そこから規制緩和とか競争の波でどんどん広がって、今は『ワンワールド』『スターアライアンス』『スカイチーム』の3大アライアンスがメインになってます。
アライアンスのメリットって?
普段、どの航空会社に乗るかは気にするけど、それがどのアライアンスに入ってるかはあんまり意識しないですよね。でも、飛行機をよく使う人には、旅を左右する大事なポイントかも。
同じアライアンス内でできること
- 1つの航空会社のマイルで他の航空会社の航空券を予約できる
- JALマイルでブリティッシュエアウェイズの航空券をゲット
- 他航空会社の飛行機に乗ってもマイルを貯められる
- 有償でブリティッシュエアウェイズの飛行機に乗った際にJALのマイルを貯められる
- 運航スケジュールが共有されているので、飛行機の乗り継ぎが必要な場合もスムーズに
- ある航空会社で目的の国に飛行機が飛んでなくても、別の航空会社でチケット発券可能
メリットその1
マイレージ貯めるのに超便利。例えば、ある航空会社のマイレージプログラムに入ってると、同じアライアンスの別の会社に乗ってもマイルが貯まるんです。上級会員になれば、アライアンス全体でVIP扱い。専用カウンターやラウンジ、優先搭乗とか、どこに乗っても特典が受けられる。
例えば、JALマイルでブリティッシュ・エアウェイズの航空券を取ったり、有償で乗ったブリティッシュのフライトでJALマイルを貯めたり。乗り継ぎもスケジュールが共有されててスムーズだし、行きたい国に直行便がなくても別の会社でカバーできる。豪華なラウンジも使えるし、いいことづくめ!
メリットその2
なんといっても安い! 世界一周航空券は、条件内でルートを増やしても値段が変わらないから、たくさん周るほどお得。
例えば、2025年8月の羽田ーニューヨークのJAL往復ビジネスクラスが991,000円(税・燃油別)。でも、ワンワールドの世界一周航空券なら、羽田→シンガポール→ロンドン→ニューヨーク→羽田で787,600円(税・燃油別)。個別に買うよりグッと安いですよね。
有効期限が1年で、オールシーズン同じ料金なのも嬉しい。オンシーズンでも値段変わらないし、留学みたいに1都市に長く滞在して残りをサクッと回る、なんて柔軟な旅もOK。航空会社やマイレージを選ぶとき、アライアンスを意識するとお得感アップです。
デメリットもある
ただ、世界一周航空券は計画的に旅程を組む必要があって、ちょっとルールが多い。大陸内の滞在都市数に上限があったり、ルートを逆戻りできなかったり、24時間以内に都市を離れると経由扱いになったり。アライアンスごとに細かい条件があるから、予約時に全部決めなきゃいけないんです。
変更ができないわけじゃないけど、経路変えるときは手数料がかかるし、自由気ままな旅をしたい人には少し面倒かも。あと、アライアンスごとに使える航空会社が決まってるから、行きたい場所がカバーされてない場合も。事前に『どこに行きたいか』をはっきりさせて選ぶのが大事ですね。

主要なアライアンスをゆるっと紹介
世界の航空会社は、だいたい『ワンワールド』『スターアライアンス』『スカイチーム』の3大アライアンスに分かれてます。それぞれの特徴を見てみましょう。
ワンワールド
利用できる航空会社 |
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・アメリカン航空(アメリカ) ・ブリティッシュ・エアウェイズ(イギリス) ・キャセイパシフィック航空(香港) ・フィンエアー(フィンランド) ・イベリア航空(スペイン) ・日本航空<JAL>(日本) ・マレーシア航空(マレーシア) ・カンタス航空(オーストラリア) ・カタール航空(カタール) ・ロイヤル・エア・モロッコ(モロッコ) ・ロイヤル・ヨルダン航空(ヨルダン) ・S7航空(ロシア) ・スリランカ航空(スリランカ) |
JAL、アメリカン航空、ブリティッシュ・エアウェイズ、キャセイパシフィック、カンタス航空、カタール航空とか、13社が加盟。約150カ国、1,000都市に飛んでます(2020年5月時点)。日本だとJALが参加してるから、マイル貯めやすいし、11社が日本に就航してるのも便利。
大陸制(訪れる大陸数で値段が決まる)とマイル制(距離で決まる)の2タイプあって、最低10日間、期限1年。2024年世界一のカタール航空が入ってるのが個人的にテンション上がるし、オーストラリア好きにはカンタスが嬉しいポイント。
スターアライアンス
利用できる航空会社 |
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・ANA全日空(日本) ・ユナイテッド航空(アメリカ) ・エーゲ航空(ギリシャ) ・エア・カナダ(カナダ) ・中国国際航空(中国) ・エア インディア(インド) ・ニュージーランド航空(ニュージーランド) ・アシアナ航空(韓国) ・オーストリア航空(オーストリア) ・アビアンカ航空(コロンビア) ・ブリュッセル航空(ベルギー) ・コパ航空(パナマ) ・クロアチア航空(クロアチア) ・エジプト航空(エジプト) ・エチオピア航空(エチオピア) ・エバー航空(台湾) ・LOTポーランド航空(ポーランド) ・ルフトハンザドイツ航空(ドイツ) ・スカンジナビア航空(デンマーク) ・シンセン航空(中国) ・シンガポール航空(シンガポール) ・南アフリカ航空(南アフリカ) ・スイス インターナショナルエアラインズ(スイス) ・TAPポルトガル航空(ポルトガル) ・タイ国際航空(タイ) ・ターキッシュエアラインズ(トルコ) |
ANA、ユナイテッド航空、ルフトハンザ、シンガポール航空とか、26社で190カ国、1,300都市(2020年5月時点)。1997年設立で一番歴史が長く、北アジアやアメリカ路線が強い。ANAが入ってるから、ANAマイラーは要チェック。
最低10日、期限1年で、同一大陸内は3~15都市滞在OK。昔、私もユナイテッドのマイレージプラスで貯めて、スターアライアンスでドイツ、イギリス、カナダを旅したけど、安くて助かりました。

スカイチーム
利用できる航空会社 |
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・エアロメヒコ航空(メキシコ) ・エア・ヨーロッパ(スペイン) ・エールフランス航空(フランス) ・チャイナ エアライン(台湾) ・中国東方航空(中国) ・チェコ航空(チェコ) ・デルタ航空(アメリカ) ・ガルーダ・インドネシア航空(インドネシア) ・ITAエアウェイズ(イタリア) ・ケニア航空(ケニア) ・KLMオランダ空港(オランダ) ・大韓航空(韓国) ・ミドル・イースト航空(レバノン) ・サウディア(サウジアラビア) ・タロム航空(ルーマニア) ・ベトナム航空(ベトナム) ・ヴァージン・アトランティック航空(イギリス) ・アモイ航空(中国) |
エールフランス、デルタ航空、大韓航空とか、19社で170カ国、1,000都市(2020年5月時点)。中国路線が豊富で料金もお手頃だけど、日系は入ってなくて、世界一周航空券は現在販売停止中。残念!
世界一周航空券の買い方
買う方法は、アライアンスの公式サイトか旅行代理店の2択。
アライアンスのサイトから予約
ワンワールドなら公式ツールかJALに電話(0570-025-103/031)、スターアライアンスならBook & FlyツールかANAに電話(0570-029-767)。スケジュールが決まってる人にはシンプルで便利だけど、海外サイトだと不安もあるかも。
ワンワールドの場合
ワンワールド公式サイトのツールから
JALに電話する (第1区間がJAL便の場合)
国際線お問い合わせ窓口 JALマイレージバンク
(JMB)会員:0570-025-103.
会員以外:0570-025-031.
スターアライアンスの場合
スターアライアンス公式サイトのツールから
左上方のメニューから「目的地」をクリックして、Book & Flyツールを利用。
ANAに電話する(ANA便を利用する場合)
ANAお問い合わせ窓口:0570-029-767

旅行代理店で予約
旅行代理店: 複雑なルールに慣れてないなら代理店が安心。専門店だと対応もスムーズで、世界一周堂(世界一周専門のユニークな旅行会社です)エイチ・アイ・エス(HIS)|世界一周旅行デスク ジェイエスティ(JST)(名古屋で45年以上の信頼と実績の旅行会社)がおすすめ。サポートや追加予約(ホテルとか国内線)もできるし、トラブル対応も心強い。ただ、手配料がプラスされます。
お値段ゆるっと比較
1番安いプランで比べると、スターアライアンスの世界一周航空券の方が安いです。
スターアライアンス世界一周航空券 STAR 1(29,000マイル以内)
ファースト | 1,141,000円 |
ビジネス | 705,500円 |
プレミアムエコノミー | 553,800円 |
エコノミー | 358,900円 |
ワンワールド・エクスプローラー(大陸制)3大陸
ファースト | 1,204,000円 |
ビジネス | 787,600円 |
エコノミー | 368,500円 |
一番安いプランだと、スターアライアンスの『STAR 1』(29,000マイル以内)がエコノミー358,900円、ビジネス705,500円。ワンワールドの『3大陸』はエコノミー368,500円、ビジネス787,600円(税・燃油別)。スターの方が少し安いけど、燃油サーチャージで変わるから両方見積もりチェックがおすすめ。
まとめ:世界一周航空券で夢の旅を
アライアンスは『ワンワールド』『スターアライアンス』『スカイチーム』の3つがメインだけど、今はワンワールドとスターアライアンスだけが世界一周航空券を扱ってます。
メリットは、たくさん周っても安いこと。特にビジネスクラスはコスパ抜群! 行けない地域は別のチケットでカバーすれば、夢のルートが組めちゃいます。
デメリットはルールが多くて計画が必要なとこ。自由に旅したい人にはちょっと面倒かもだけど、代理店を使えばサポートもバッチリ。
ワンワールドにはJAL、スターアライアンスにはANAがいて、どっちを選ぶかで旅もマイルも変わる。あなたはどっちが好き? ゆるっと旅の妄想から始めてみませんか。
世界一周のルールが分かりやすい本もあるので、興味があればチェックしてみて。予約方法やモデルプランが載ってて、妄想が止まらなくなりますよ。
最後まで読んでくれて、ありがとう!」
